染工所は、現在都内に5件、宇都宮の1件をいれて、
関東に6件しか残っていないそうです。
私たちが伺った染工所には、
若手の職人さんも結構いらっしゃいました。
後継者がいるということは、
とても安心なのではないかと思いました。
と同時に、東京本染という
注染の技術を伝えていくことができますし、
私たちも東京本染のゆかたを手に入れ、
着ることができるということです。
今は、ワンピース感覚のきれいな柄のゆかたも
沢山出回っています。
それらはスクリーン染めだからこそ、
いろんな色で、柄がきめ細かくできるのです。
それはそれで、可愛らしく華やかですが、
そのゆかたを卒業する時がきたら、
ぜひ手仕事の本染めのゆかたをお召しになってみてください。
きっと、女っぷり、男っぷりが上がることでしょう。
以上、ゆかたの染工所を訪ねてを終わります。
かさいやブログ
葛西屋七代目当主が定期的にお送りする徒然日記
2008.05.30