こんにちは!葛西屋です。
来週末葛西屋では、江戸小紋の文化講習会を行います。
江戸小紋:型染で一方向に模様を繰り返した着尺である小紋の中でも、極小模様の型染めの事。
名前のごとく小さくて精緻な模様が詰まっているのが特徴。(略)
そもそも型染めというのは、白生地の上に型紙を置いてその上から防染糊をへらでつけ、乾いてから染める方法の事を言います
江戸小紋で最も重要なものの一つがこの型紙
細かければ細かい程格調高くなる江戸小紋において、この型紙が重要になってくるのです。
上のお写真を見てもわかるように、この型紙の模様はすべて職人さんたちが手作業で彫っているのです
考えただけで気が遠くなるような作業ですね。。
ほんのわずかなズレで一気に台無しになってしまうことを考えるとなんだか指先が震えてきます。。
今回の文化講演会でお話をして下さるのは、その型紙を使って染められる伊勢型小紋の、染処古今四代目 安江敏弘氏です。
染と型紙は切っても切れない関係です。
江戸小紋の重要無形文化財技術保持者として最初に認定されたのは、染色家の方でした。
「江戸小紋は染めだけでできてるんじゃない、他のどの工程も、ひとつも外せない重要なものなんだ。」というように、他の工程の大切さ、文化継承を説いたと聞きます。
日時:2013年11月16日(土).17日(日)
午前10時30分?/午後2時30分?
期間中は故人たちの作品や江戸小紋の見本品がご覧頂けます。
当店の交通案内 https://www.kasaiya.co.jp/about/about.html
日本古来の伝統・人間国宝の作品にじかに触れることのできるとてもいい機会になると思います。
歴史や着物に興味のある方は、是非いらして下さい
葛西屋呉服店
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