こんにちは!葛西屋です。
2013年10月9日の記事でフィット仕立について取り上げましたが、(http://ameblo.jp/kasaiya/entry-11630353584.html )本日は楽々着られちゃう第2弾!
さくら造り帯についてご紹介いたします!!
さくら造り帯は、お持ちの帯や新しく購入された帯を、予め結びたい形にしてそのまま着られる帯です。
一本の帯をそのまま加工するので解くこともでき、飽きのこないものとなっています。
写真の帯結び以外にも、変わり結びや半幅帯を使った結び、袋帯の二重太鼓などの形も指定できます。
お好みの形に合わせて注文できる点も人気の理由です
半巾の造り帯は馴染みのある方も多いかと思いますが、大体の造り帯が差し込みタイプだと思います
このさくら造り帯は結びの部分が付いているんですよ?
これが結ぶ前のさくら造り帯です
帯を締める前に、背中にあたる部分にタオルを折りたたんで入れておきましょう
そして帯枕に帯揚げをかぶせてお太鼓の山の部分に挟んでおきます。
このとき、横から見るとこうなっています。
たらんと垂れている両脇の黒い紐を手に取ります。
蛇腹に折りたたんでおいた部分が出てきますので、位置を決めて黒い紐を結び、固定します。
帯締めを通して結びます。
このとき、写真↓のように一度下の方にぐっと引いてから結ぶと帯の密着度が高まります。
左サイドから見ると。。
(※締めるときにはこのように↓帯の真ん中にくるようにしてください)
どちらから見ても、一見造り帯だとは思えないですよね
最後に帯揚げを整えたら完成です
帯を切らずに仕上げているので、どの角度から見ても自然で綺麗です
綺麗に仕上げるのに時間がかかったり、自分でお召しになるには腕が疲れやすい帯ですが、こんなに簡単にきれいに締められる方法もあるんですよ
着物の帯でお悩みの方は、是非一度お試しください!
葛西屋呉服店
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