本日の朝礼で、全員に情報共有した内容ですが、記録に残しておきますね。
葛西屋社長は、松戸駅周辺商業協同組合の専務理事を拝命しております。
その組合の定期調査で、松戸駅周辺歩行者通行量調査を行なっております。
先日の理事会にて、今年5月に行なった調査結果が出ましたので、その内容を朝礼で情報共有いたしました。
松戸駅は1日8万人ほどが利用する、千葉県内でも有数の乗降客数を誇るターミナルです。
松戸駅参考→松戸駅Wikipedia
駅に8万人が利用している現状に対して、通行量調査の結果周辺の歩道を歩く人はどれくらいの人数がいると思いますか?
答えは、約3万人です(平日)調査は朝10時から夜18時までの通行量なので、実数は定かではないですが、周辺にお住まいの方、松戸駅周辺の会社にお勤めの方、お買い物の方などが主だと思います。
地元ネタですが調査箇所は、葛西屋前(旧水戸街道)、峰月前(ふれあい通り)、高砂通り、TSUTAYA前(本町大通り)、ケンタッキー前(本町大通り)、日興証券前(きてみてまつど通り)、大和証券前(ゆうえん通り)の7箇所です。
結果は、なんと悲しいことに、葛西屋前が、一番少ない。県道であり、一番歴史のある通りですが、バス通りとなっており、車の交通量は多いですが、歩行者は少ないことがわかりました。
そして、平成19年からの年次ごとの数量をグラフ化したものを見ると、どんどん減っている〜。悲しいです。
日本の地方過疎化が進行していると聞きます。松戸は、首都圏に位置しており、人口が50万を突破した、ということですが、商業的な弱体化、来街者の減少による、経済の停滞。それが進むと、住民が増えても、サスティナブルな税収増加に繋がらず、行政としても、サービスを縮小化せざるを得ないでしょう。
松戸市は、共働き子育てしやすい街ランキング2023年に総合日本一(→日経BP)になったそうですが、ずっと住んでいたい街、街を歩いていて楽しい街、飽きない街、にならなければ、魅力はなくなってしまいますね。
せっかくある、水戸街道宿場町である歴史をはじめ、ポテンシャルのある地域であると思いますので、街の中での呉服店というものの存在価値をしっかりと固めつつ、松戸の存在価値を全国、全世界へアピールできるような、街になれば、と願って止みません。