かさいやブログ

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葛西屋七代目当主が定期的にお送りする徒然日記

2024.09.12

振袖を着るときの注意点|美しい着姿を保つためのポイントを解説

はじめに

一生に一度の成人式。華やかな振袖を着て、素敵な思い出を作りたいですよね。しかし、振袖を着るのは初めてという方も多く、どのように過ごせば良いか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、振袖を着るときの注意点や、美しい着姿を保つためのポイントを解説します。成人式を控えている方はもちろん、振袖を着る機会がある方はぜひ参考にしてみてください。

振袖を着るときの注意点

1. 座るときの姿勢

* 浅く腰掛ける: 振袖は裾が長く、帯も豪華なので、深く腰掛けると形が崩れてしまいます。椅子に腰掛ける際は、浅く腰掛けるようにしましょう。

* 正座は避ける: 正座は長時間続けると足が痺れてしまうため、できるだけ避けるようにしましょう。洋式の椅子を用意してもらうか、座布団の上に正座するなど工夫しましょう。

2. 歩くときの注意

* 足を引きずるように歩く: 振袖の裾を引きずるように歩くことで、より美しく見えます。ただし、段差には十分注意し、つま先を上げて歩くようにしましょう。

* 横向きに歩く: 人ごみの中を歩く際は、横向きに歩くことで、振袖が傷んだり汚れを防ぐことができます。

 

3. 食事の際の注意

* 袖まくりは厳禁: 振袖の袖は長く、食事をする際に邪魔になる場合があります。しかし、袖まくりは厳禁です。ハンカチやナプキンで口元を拭くなど、工夫しましょう。

* 箸の持ち方: 箸の持ち方は、美しい所作の一つです。正しい箸の持ち方を意識することで、より上品な印象を与えます。

4. トイレの際の注意

* 着付けを直す: トイレに行く際は、必ず着付けを直してもらいましょう。特に帯が崩れやすいので注意が必要です。

* 裾を持ち上げる: トイレの際は、裾を持ち上げてから用を足しましょう。

5. その他

* 公共交通機関の利用: 電車やバスを利用する際は、混雑している時間帯を避け、なるべく座って移動しましょう。

* 持ち物: ハンカチ、ティッシュ、鏡、ヘアピンなど、必要なものは事前に用意しておきましょう。

美しい着姿を保つためのポイント

* ヘアスタイル: 振袖に合わせたヘアスタイルを選ぶことが大切です。美容院で相談してみるのも良いでしょう。

* メイク: 振袖の色や柄に合わせて、メイクも工夫しましょう。

* 小物: 帯締めや帯揚げ、バッグなど、小物を合わせることで、より華やかな印象になります。

まとめ

振袖を着る際は、上記に注意して、美しい着姿を保ちましょう。成人式は一生に一度の思い出です。最高の状態で当日を迎えるために、事前の準備をしっかり行いましょう。