こんにちは、葛西屋です。
最近なんだか涼しくなってきましたね!このような時、紬の着物をおめしになってはいかがでしょうか。
例えばお店に並んであるものだと…
大島紬の反物が置いてあります。
※大島紬とは
鹿児島県奄美大島が発祥の絹織物。光沢のあるしなやかな地風が特徴で、独特の黒褐色の地色をもつ泥染の泥大島が有名です。(ほかにも藍大島、泥藍大島、夏大島、色大島や白大島がある)
現在では、奄美大島と鹿児島市が主産地。一部、宮崎県の都城でも生産されています。
置賜紬(写真は長井紬)も置いてあります。
※置賜紬とは
山形県米沢市、長井市、白鷹町を中心に生産される織物の総称。米沢紬、長井紬、米琉、白鷹御召などがあります。
長井紬は、緯絣(よこがすり)、または経緯絣(たてよこがすり)で織り表した絣模様が特徴。琉球産の織物に強い影響を受けた絣柄が発展したことでも知られます。特に井桁(いげた)や鳥の絣模様を表した、琉球の影響がうかがえる織物は「米琉」(米沢琉球の略)とよばれます。
また信州紬も置いてはありますが…
※信州紬とは
長野県の上田市、飯田市、松本市、岡谷市、駒ヶ根市周辺などで生産される絹織物の総称。信州は古くから養蚕が盛んで、農家で屑繭から糸を紡ぎ、自家用の衣類を織ってきたのが信州紬の起源です。
なんと織られたのは新潟県十日町でした。
来週、葛西屋の新人は十日町へ研修に出掛けることとなりました!十日町には一体どれだけ織物職人さんがいらっしゃるのか、十日町では信州紬等、他方の名産品も織っているのか等質問を考えて行きます。教わったこと、聞いたことをできるだけブログにのせていきたいと思います。
随時、葛西屋ブログを是非チェックしてください(^∇^)
参考文献
・きもの文化検定公式教本?『きものの基本』五訂版 社団法人全日本きもの振興会編
2011年 ハースト婦人画報社
葛西屋呉服店
千葉県松戸市本町8-4
電話047-367-2026
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