私の好きなテレビ番組に、
「世界ふれあい街歩き」があります。
夕べ見ていたら、パリ・オペラ座界隈を歩いていました。
その辺りには“パサージュ”とよばれる18?19世紀に作られたアーケードが残っています。
「パサージュ・ジュフロワ」だったと思うのですが、
そこでホテルを営んでいる紳士が、ここは初めて暖房設備がついたパサージュなんだよ、と話し、地下の暖房設備を案内してくれました。
そこは地下道になっていて、各店舗の地下とつながっています。
そして、ある店舗の階段をトントンと階段の壁(!)をノックしながら昇っていくと、古本屋さん(だと思う)でした。
そして、取材者が「お隣さん同士、仲がいいのですね。」と話しかけると、
ホテルのオーナーの紳士が、
「同じお客さんを共有する仲間ですから。」と答えました。
そういう考え方って、すごいな、と思いました。
松戸駅周辺の商店会では、松戸駅周辺にぎやかし推進協議会というのを結成し、商店街に活気を取り戻そうと活動しています。
この会で活動しているみなさんも「同じお客さんを共有する仲間」だと思います。
お客さんを街に呼び込み、買い回りしていただけるようになるとよいです。
かさいやブログ
葛西屋七代目当主が定期的にお送りする徒然日記
2009.12.10